
25年2月19日から23日まで、母とともにバンコクを訪れた。関空を19時に出発し、タイ・スワンナプーム空港に到着したのは現地時間の深夜0時過ぎ。事前に調べていた空港地下1階の良心的なレートの両替所は、すでに営業時間外だったので、仕方なく空港内の別のカウンターで最低限の1万円を両替し、およそ2,300バーツを手に入れた。

ホテルまでは日本で事前にインストール・設定済みの配車アプリ「Grab」を利用。英語だらけで書かれたアプリの捜査に少し戸惑いながらも無事に目的のタクシーが到着。所要約30分、470バーツ(約2,000円)ででスムーズにホテルに到着した。キャッシュレスでチップも不要、初めての利用だったが非常に快適だった。

宿泊先は、BTSトンロー駅近くの「ホテルJALシティーバンコク」。道中は何も食べていなかったので、ホテル近くのセブンイレブンで夜食を購入。タイ料理のレンジ飯、豚肉のバジル炒め(ガパオライス)をチョイスした。ホテルに戻って食べると、これが想像以上に美味しく、スパイスの効いた味付けが体に染みた。食後はシャワーを浴び、旅の始まりに胸を躍らせながら就寝した。
……しかし翌日、この深夜のガパオライスを後悔することになるとは、この時は知るよしもなかった。

翌朝は8時ごろに始動。タイの熱気、匂いが肌に触れ、たまらなく異国感を醸し出していて、「これぞバンコク!」とテンションが上がる。散歩がてらトンロー周辺をうろつき、カナダ系のレストランで洋風の朝食をとった。この日は移動疲れもあり、観光は控えて、サイアムへショッピング。

電車で移動。高層ビルに巨大な商業施設が並ぶサイアムは、日本でいえば六本木がのイメージといえばしっくりくるかな。

滞在中に着るタイパンツやシャツを探しながら、日本人女性に人気のエスニックブランド「Naraya」などを巡り、ノリノリの母の爆買いに付き合わされ、かなりの距離を歩いた。

……そして、腹痛がやってきた。完全に昨夜のガパオの仕業。30分ごとにトイレに駆け込むはめに。最近、辛いものを食べると高確率でお腹を壊す体質になっていたことを忘れていた。

それでも街の賑わいに背中を押され、サイアム・センターやサイアム・パラゴンを回り、ファッションストリートとして有名なサイアム・スクエアを散策。とにかく広い。

昼は、屋台を横目にぶらぶら。路地は人でぎっしり。熱気に圧倒される。

歩き回ってヘトヘトな我々は適当に見つけたカフェでしばし休憩したあと、トンローに戻ることに。

ホテルでしばらく休憩したあとは、口コミ評価が高かったマッサージ店へ。全身オイルマッサージ90分800バーツという、日本ではあり得ない安さ。しかもかなりのテクニック。母も絶賛。結局滞在中は通い詰めることに。

寄るはトンローのレストランで晩ごはん。お腹の具合が気になりつつも、やっぱりタイに来たらパッタイでしょ!

シンハービールを片手に、トンローの街を少しだけ散歩して初日終了。旅はまだ始まったばかりだ。

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